
大型台風の襲来が予想されていますので、その前にと昨日釣行に行ってきました。出遅れて入りたいポイントが軒並み埋まっていた前回の失敗を踏まえて、8:30ぐらいにオトリ屋さんに到着。が、既に5-6名の先客がありその間にもどんどんお客さんがやってきます。流石に「台風で今季の鮎釣りが強制終了される前に、なんとか良い天気の日に竿を出さねば」と、 鮎師の皆さんなら考えることは同じです。これは大混雑必至だなと早くもポイント移動を決断。今まで外れたことのない実績ポイントへ車移動します。
移動先に到着すると誰もいません。準備中に地元の方らしき人がやってきて来ましたが、混雑とは程遠く、「これは早く来た甲斐があったな」とウキウキで9時頃釣りを開始します。先客の居ない実績ポイントですので開始早々の入れ掛かりを期待していたのですが、オトリをここぞポイントに次々に送り込んでも入れても待てども暮せども反応がありません。
こんなはずでは・・・と思いながら釣り場を観察すると、石の垢がぼんやりくすんだ感じです。ハミ痕は所々にあるものの、ぼやけた感じのものばかりで明らかに最近のものではありません。魚の跳ねも全く無く、いつもは次々にやってくるはずの釣り人も全くやって来ず、地元の?おじさんと二人だけでポイントを独占している状態が続きます。
これは流石に不味いと、釣り場の隅から隅まで動き回って見るものの、全体がハミ痕が見られない状態で全く釣れず、その間にも新規に来た方は一人のみ。「このポイントはハズレだから人が来ないんだ」という結論に達します。
私の中では鉄板の実績ポイントでしたが、思い返してみれば10月の終盤に来たことはありませんでした。その日もウェットタイツでできるほどの夏日でしたので、夏パターンで考えてしまったのが不味かったようです。そのポイントは中流の中ほどの場所なので、上流でまだまだ釣れていることを考えると全然行けそうな感じに思えますが、産卵を控えた終盤の鮎はまた群れで行動し始めるので、魚の付き場が極端に偏ることもあるのかもしれません。
何にしても魚が居ないのでは釣れませんので、またまた車で移動です。風が時折強く感じる日でしたので、「風が凌げて垢腐れの遅い半日陰」「弱ったオトリでもできそうな浅場」「無料で駐車可能」という条件でポイントを選定します。
車移動し新たな釣り場で13時頃、また釣りを再開します。今度の釣り場はあまり人気のない二級ポイントですが、石の色もさっきのポイントより明らかに良く、新しいハミ痕も所々にあります。釣っていると時折跳ねも見られますので、今度は大丈夫そうです。 ここは結構良いポイントなのですが、石の詰まった右岸側に覆いかぶさるように木々が密生していますので、それ故にあまり人気がないのかもしれません。
再開後20分。石の間をゆっくり引き上げていると待望の一匹目20.5cmがヒットするものの、引きが明らかに背掛かりではありません。瀬脇に寄せると腹が見えて、途中で引きも急激に弱くなり、引き抜くと棒のようになって飛んできます。腹掛かりでタモに入ったときには既にフラフラ。一応鼻カンを通して放ってみるも、横になって水面に浮くばかりで即交代です。
その後、イチかバチかで荒い流れにベタ竿で突っ込ませて、一匹おチビちゃんがヒットするものの、しっぽ掛かりで引き抜く時に暴れられてポチャン。また浅い流れに舞い戻ります。終盤の大物用にゼロ手尻にしてありますので、石に座って木の下ポイントをフワフワ泳がせていると、目印がヒュンと沖に吹っ飛びます。今度は明らかに背掛かりの引きで、慎重に引き抜きます。これも20.5cmでしたが、やっと元気な野鮎を手駒にできました。時刻は15時20分頃。15時30分になっても釣れなかったら諦めて帰ろうと思っていましたが、釣れたので30分延長です。
10月ですが、晴天の西日を背にしての釣りですので、15時を過ぎても全く肌寒さは感じられません。元気な野鮎を引き泳がせでどんどん上流に導きながら木の下ポイントを探っていくも、その後は白っぽい15cmを一匹追加したのみ。16時を過ぎ、日が背に当たらなくなるとウェットタイツでは流石に急に寒さを感じ始めましたので川を後にしました。
結果は込まない3つ。高確率で今季の鮎釣りの最終釣行になりそうなのにトホホすぎる結果となりました。実績ポイントというだけで安易に入川してしまったのが最大のミスでした。釣り方も今になって思えばバタバタしすぎていたのかもしれません。今回釣れたパターンからしても終盤鮎はおじいちゃんおばあちゃんと縁側でゆっくり茶飲み話をするように、じっくりと待ちの釣りをした方が良いのかもしれません。
澄んだ川の流れで癒やされながら、混雑しないポイントで気持ちよく釣りができたのはとても良かったのですが、動き回ったのでとにかく疲れました。同じレベルの疲れでも、釣れた時とそうでない時とでは疲れの質が違いますね。心地よい疲れと体が重くなる疲れの差です。
何はともあれ、狩野川台風とほぼ同じような強さとコースで来ている台風19号。それに加え、今回は満潮のタイミングと重なりますので、釣り云々はともかく災害レベルの被害が出ないように祈るばかりです。
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