ひょうたん窯の陶芸体験では、必ずお手本として私が実演します。良くありがちな「口だけ指導」ではありません。カップ、お茶碗、一輪挿しなど基本的な形から、器の変形のさせ方、取っ手の付け方、注ぎ口の付け方など、細部の仕上げ等までに渡ってあなたの目の前で全て実演致します。
実演致しますので、あなたはそれを真似るだけで一気にレベルアップできます。
口だけではわからない手つきやニュアンスも実演ならばしっかりわかります。
さらに、初心者の方ではなかなか把握が難しい、ちょうど良い厚みの感覚も、私が作った実際のものを触っていただく事で、しっかりと把握ができます。これは持って使う部類の作品の場合、軽量化の為に必ず必要です。
目の前で実演しているのにそれを余り見なかったり、過度に我流にこだわる方も居られますが、その方たちの作品はあまり良くできない事が多いです。習い事は例外なく真似る事から始まります。いわゆる「守・破・離」です。
しっかりとした基礎ができないうちに応用やその先の展開に突き進んでも、良いものは生まれません。初めの30分から1時間は基礎に費やし、基本的な土の扱い方を習得していただければ、あとは思うがままに作品を作ることができ、良い作品が残ると思います。ひょうたん窯の陶芸体験は3時間たっぷりありますので、時間が足りなくなることはまず有りません。
手付き、指の角度、土を扱う時の姿勢等々、私の行う実演には全てにしっかりとした意味と裏付けがあります。まずは私をできるだけ忠実に真似をして下さい。初心者の方でも良くわかるように、簡単にできるように、工夫をしていますので、一気に初心者レベルを飛び越える事ができるはずです。